特許打ち合わせとは?

 私どもが特許出願を検討されている方と行う打ち合わせはどのようなものでしょう? もちろんケースバイケースですが、簡単にご紹介したいと思います。

 まずは発明者の方に考えられた商品や技術のアイデアを説明して頂きます。長年こういう問題・課題があったとか、どのような経緯でそのアイデアに至ったのかといった背景的事情もお聞かせください。

 特許権を取得するためには、審査で新規性や進歩性などをクリアする必要があり、そのためには先行技術(従来技術)を知ることも必要となります。しかし、最初の打ち合わせの段階で先行技術が特定できていることは希ですので、この段階では技術的アイデアの内容を伺って疑問点を明らかにしていきます。

 また、特許出願に慣れている方は別として、出願から審査請求、拒絶理由通知に対する意見書・手続補正書の提出、特許査定又は拒絶査定といった一連の流れをご説明します。

なお、アイデアの内容によっては、特許出願しても登録できないものであったり、出願するのが得策でなかったりする場合も考えられます。そういった場合は出願をおすすめしない場合もあります。

 そのような打ち合わせをした後、出願を検討される場合はお見積書を発行して、ご依頼されれば出願書類の作成に着手します。出願書類の作成に通常は1ヶ月ほど見て頂きたいのですが、製品発表・出荷など急ぐ事情がある場合は打ち合わせの際にお話ください。適宜、対応致します。

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